保険の見直し相談では、これまでの保険契約を解約をしないで特約などを削っていくことで毎月の支払い額を軽減する方法と、それまで加入していたプランを解約して別の会社のものに乗り換える方法が考えられます。特約などが本体とのパッケージとなって販売されていることもあるので、実際には必要のないものまで付いてくることもあるからです。
また、子供が大きくなるにつれて、必要になる保障額は増えたり減ったりします。とくに成人してからは独立していくことになるので、それ以前に比べて必要性が少なくなってくると考えていいでしょう。
そういったライフステージごとに見合った内容を取り入れていくことも大切になってくるのです。ですから、子供が学校を卒業する時期などが、見直しのタイミングの1つだと考えられているのです。そのときに、その後の人生設計を再チェックするというわけです。
そして、保険金を減額をすることで得られるメリットはほかにもあります。それは、終身タイプなどを一部解約することで、払戻し金を受け取ることができるケースも考えられるのです。
その場合は、年数によっても額が変わってくるので、そのタイミングが重要になってきます。反対にデメリットとしては、いざ受け取りが必要になった段階で、それまでよりも額が減っているといったことがあげられます。あるいは、年齢が高くなってから再び増額しようとすると、支払額がさらに多くなってしまうといった点も考えておきましょう。